言い聞かせてひとりごと

コロナ禍になって2年以上。さすがにつらくなってきた。整理もそこそこに書いてみる。

 

 

 

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世の中は動いている。

遮るものが増えた日々でも人と人は出会って信愛を結んでいる。

わたし?

わたしは変わらず日々を送る。

失いもしない、得ることもない。

遠くはなれた友人ともご無沙汰。

推しのライブも

推しチームの観戦も

行ってない。

わたしは動いていない。

世の中は動いている。

 

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どこかで歯車と、レール上の世界を動かさなきゃならない。

先駆者がいないと世の中はしぼむばかり。わかっている。

いつそこに紛れ込んで動力となるべきなのか

平凡なわたしのわたしたるタイミングがわからない。

 

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わたしかもしれないあなたへ。

苦虫噛み潰したような表情で

泣きそうな表情で

いまこの瞬間、横たわっているわたしかもしれないあなた。

この敗北感はどこから来るのだろうね。

うすいブランケットも蹴飛ばすほど暑いのに

身体の芯がかじかんでいるのはどうしたらよいのだろうね。

わかっているのは

今晩中の答えは出ないってこと。

 

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この不気味な寒気の不快感はしばらくつづきそう。

世の中は動いている。

歯車軋ませ滑走する世界。

わたしはそこにいない。

線引きがされて異なる世界に。

 

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わたしは横たわったまま弛緩する。

世界と異世界を結ぶために目を閉じた。

 

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